The Wizz Official Web

[The World of Groovy, Cool & FAB Sound!]
LOOK AROUND (MUSTANG RECORDS 2015CD)
1,500yen [October 15th 2005 out]

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前作「The Wizz sings Mr.Blackman」リリースから7年!遂に完成した9曲入りフル・アルバム。
録音開始は'04年夏からで当初はその年末にリリース予定が大幅に遅れることに。'05年に入り作業は一時暗礁に乗り上げたとも伝えられていたが(一説にはJackが花粉症に苦しんだ事が一番の理由!?)アナログ録音をデジタルに変換する作業でかなり時間をかけたことがエンジニアの古橋氏の証言で判明している。

「スピードが違う同じ曲のソースをミックスする作業が大変だった。エンジニアの古橋君がまるでストロベリー・フィールズをミックスした時のジョージ・マーティンに思えたよ!」(Jack/Vo.&Bass)

「Bチックなフレーバーを断片的に盛り込んでみたよん。事前に作りこんだりしなかったけどRECボタンが押されたら自然に出てきた!やっぱ私もスキねぇ〜♪」(minnie/Keyboards & Vo.)

「ライブでやり慣れている曲をレコーディング・・・うぅ難しい。そのまま演ればいいではないかという声も聞かれるが、そうはイカン。レコーディングだからこそのアレンジというものもあるのだ。まぁそんなことを始めとして僕にとっては初体験ばかり。「バンド学園 Wizz教室の授業」という感じで、いろいろ勉強させてもらったな。」(Kannon/Guitars & Vo.)

「昔撮った写真を何年かぶりに引っ張り出し、タイトルをイメージしてなんとなくデザインしたら採用となったシブいジャケットのアルバム。演奏は半分近くがバンド加入直後のテイクなので、今自分で聴いても新鮮!」(Mammy/Drums)

以下収録曲を簡単に解説・・・


1. LOOK AROUND

前々任のドラマーのスタジオMIXテイクを聴き「自分ならこうなる!」とソロに音数を増やした曲。初めて演奏したとき、後半けっこう疲れるなと思った。最近ライヴでは、少しだけテンポダウンして、じっくり演奏しています。(体力温存?)(Mammy)

僕がWizzに加入して最初に接したオリジナル曲。ベーシックな段階のアレンジから参加して、Jackにいろいろ教えてもらったという気 持ちがある。最初はどう弾いていいのか皆目分からず。僕のギターの弾き方も、今のようなスタイルにはなっていなかった。適度なファンキーさとコーラスワークが印象的な、オープニングにふさわしい曲。ステージでも、ほぼ同じアレンジで演っている。(Kannon)


2. PEACEFUL FLOWER FIELDS 前任のドラマーのライヴテイクを聴き「自分だったらこうする!」と一瞬で決まった曲。初めて演奏したとき、なんていい曲なんだと思った。最近ライヴでは、1小節づつ大切にしっとりと演奏しています。(以前から)(Mammy)

一番好きな曲。メロディーがいい。オルガンソロも一番のお気に入り(minnie)

3. MORNING LADY

スタジオでいきなりやらされ、大好きなパターンでもあるハーフタイムシャッフルをBメロで使った曲。初めて演奏したとき、考える前に体が勝手に動いていて自分でもビビった。(嘘)でも使わなきゃ損でしょ! 最近ライヴでも、特に変更ありません。(Mammy)

この楽曲にはやっぱブラスがいるっしょ!ってことで3パート録音しました。かなり即興的部分が多いけどツウな人には微妙なリズム感含め色々わかってもらえるはず(minnie)


4. INTERNET LOVE

もともとジャックが歌っていたのを、僕が歌うことになった曲。バンマスの勇気あるイタズラ決断と言えるだろう。
問題のその歌だが、たしか切り貼りはしていないと思う。Wizz的にはヘタウマ余興ボーカルであるからして、いじってもあまり意味無しという判断なのだろう。KISSのエース・フレイリーと同じだ。違うか。妄想か。
エンディングのギターは「あの曲のあの部分」である。リハーサル時に僕が勝手につけたものを正式採用。(Kannon)


5. LONELY WEEKDAY ほとんど1分って長さだけど逆にそこにこだわったところもある。実は作ったのはずっとずっと前になるのだ。ピアノで作った初めての曲?コーラスもキレイに決まったね。(Jack)

6. 熱い紅茶をのもう

遂にかたちになった思い入れの深い一曲。一音一音心を込めて弾きあげました。心を込めて歌いあげました。無駄な音はひとつもありません(minnie)

minnieが何年か前から作ってあった曲。録音はminnieの完全ソロ。どういった形でリリースするかいろいろ考えたけどやはりバンドのアルバムでリリース。ほんとうに曲が素晴らしい!今回のテイクでの弦楽四重奏のアレンジもすごく良い雰囲気出してると思います。(Jack)


7. MR.DJ OH PLEASE! アルバム中、最もハードなナンバー。このリフはヘタするとHR化してしまう。
僕が弾くので当然最初はそうなった。HR的に鳴ってはイカンのだ。「ジャキーン!」 と弾かねばならん。仕上げがどうなっているか聴いて欲しい。
中間のソロではJackのアイディアにより逆回転ギターが聴ける。実は、このアルバムで聴ける電気ギターでアンプを鳴らして録っているのは、この部分のフィードバック &ノイジーなギターパートだけである。(Kannon)

8. DEAR PROPHET 前のアルバムのメンバーの時期に作って'99年に発表したのはステージのみで。音源としてもその時期にリリースしたかった曲。ノストラダムスの大予言から将来に不安を感じた子供時代から現在に至る気持ちを綴ってみました。(Jack)

9. ACID RAIN アルバム最後を締めくくるのは、ドラッギーなWizz風サイケ。世に言う「サイケ」というものがどういうものか分からんが、僕はサイケだと感じる。こんな物凄いのをライブで演ったことがあるのを皆さん御存知だろうか・・・。3コーラス終わった直後に突然出てくるのはJack&kannonの雄叫び。かなりイッてしまっているゆえ、これを私生活でやったらエライことになる。(Kannon)

当初はオープニングに、って考えも(個人的に)あった。そーなるとアルバムのイメージ、だいぶ変わっただろうなぁ!キーボードのトラック数が凄いよね。イメージはやっぱフロイドもあるかな。良い意味でデジタルエラーがマジックを産んだ箇所も、ね。(Jack)

CDジャーナル12月号レビュー・・・
「名古屋を拠点に10年以上活動を続ける男女混成4人組グループの6年ぶりのセカンド・アルバム。ネオ・モッズ系からビートリッシュ名ポップ・チューン、シンフォニックなサウンドまで、幅広い楽曲を収録。英国系のヒネったポップ・バンド好きにもおススメ。」


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